1級建築士への道|子育て×仕事×勉強の記録
ビルメンとしての15年と、現場のリアル
はじめまして。
このブログを書いている私は、ビルメンテナンス歴15年の設備技術者です。
これまで、事務所ビルや大型複合施設で、建物の設備管理をしてきました。
業務の中では、保守点検だけでなく、テナント工事や改装工事など、電気・空調・給排水といった設備系の工事にも多く関わってきました。
親会社ゼネコンとの関係に感じた限界
商業施設のビルメンをやっていると、入退店による改装時の電気や空調の設備工事を請ける事が多くなります。
でも、どうしても“建築工事”となると、親会社がゼネコンということもあり、天下ってきたお偉いさんたちが「あれがダメ」「これは誰が責任持つんだ」と、とにかくうるさい…。
そんな空気の中で、「自分が建築士を持っていたら、親会社の力を借りずにもっとスムーズに動けるのに」と思う場面が少なくありませんでした。
だったらいっそ、自分で取ってやろうと。
そう思ったのが、1級建築士を目指す大きなきっかけになりました。
なぜ1級建築士を目指すのか
建築設備士を経て気づいた「ここからが本番」
私は高校は電気科出身で、専門学校や大学の建築学科は出ていません。
そのため1級建築士を目指すには、まず建築設備士の資格を取得する必要があると知り、2019年(令和元年)に初めて建築設備士を受験。
2024年(令和6年)に合格することができました。
この建築設備士の試験、正直めちゃくちゃ大変でした。
仕事が忙しくて残業も多い中、結婚・出産・育児と環境もどんどん変化していく…。
そんな中で、時間を捻出して勉強を続ける日々が続きました。
なんとか合格はできたものの、「ここからが本番か…」と思うと、正直、気が遠くなるような気持ちもあります。
それでも挑戦したい理由
でもそれでも、やっぱり挑戦したい。
建築の知識をもっと深めたいし、「建築士です」と胸を張って言える自分になりたい。
このブログについて
インプットだけでは足りない。だから書く
このブログでは、私が働きながら・子育てしながら1級建築士を目指す日々の中で学んだこと、気づき、工夫などを、記録として書き留めていきたいと思っています。
特に、インプットした内容をアウトプットすることで、知識をしっかり自分のものにできると感じているので、そんな意味でもこのブログを続けていけたらと思います。
勉強って、つい「読む・聞く」ばかりになりがちですが、「自分の言葉でまとめる」「誰かに伝える」ことで、理解度がぐっと上がるんですよね。
同じ立場の人に届いてほしい思い
このブログが、同じように家族を持ちながら勉強を続けているパパさんや、建築士を目指している方の励みになればと思っています。
「建築士持ってるらしいよ」と言わせたい
そしてもう一つ。
「いつも旦那さん何の仕事してるの?」と聞かれて、ビルメンってどう説明すればいいかわからない…と戸惑う妻のためにも、
「建築士持ってるらしいよ」と、堂々と答えてもらえるようになりたい。
そんなちょっとした動機も、この挑戦の原動力のひとつです。
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
このブログでは、資格取得に向けた勉強の記録だけでなく、
子育て・仕事・家庭と向き合いながら、どんな風に時間をつくって、どう乗り越えていくか──
そんな「リアル」も一緒に綴っていけたらと思っています。
自分自身のアウトプットの場として、そして、
同じように頑張っている誰かの励みになれたら嬉しいです。
これから、よろしくお願いします!